遺言書を作成するにあたっては、将来的なトラブル発生を予防するため、出来る限り十分な資料を揃えておく方が安全です。
公正証書遺言を作成する場合には、公証役場から求められる書類も多く含んでおります。
遺言書作成にかかる必要書類 |
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1 | 遺言者 | 印鑑登録証明書 |
戸籍謄本、除籍謄本、など、相続人との関係を疎明する資料 | ||
2 | 受遺者 |
住民票 |
3 | 立会証人 | 住民票または免許証など身分を証明する資料 |
4 | 遺言執行者 | 住民票または免許証など身分を証明する資料 |
5 | 不動産 |
不動産登記簿謄本、または登記事項証明書 ※インターネットの登記情報提供サービスで取得した情報でも可能 |
固定資産評価証明書、または固定資産税の納税通知書 | ||
6 | 預貯金 | 通帳のコピー、または金融機関発行の残高証明書 |
7 | 生命保険 | 保険証書、解約返戻金証明書 |
8 | 自動車 | 車検証、査定書 |
9 | 動産 | 貴金属・宝石類・美術品・骨董品などについては、鑑定書 |
10 | 債権 | 借用書などの債権を証する資料 |
株式の配当報告書、貸金庫契約書、など、債権を疎明する資料 |
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11 | 債務 | 金銭消費貸借契約書、返済予定表、など債務(借金)の資料 |
12 | その他 | ※必要に応じて、相続関係説明図、財産目録、診断書、など |
※ | 必要事項 | ・住所、・氏名、・生年月日、・職業 |
※遺言者、相続財産を受ける方、立会証人、遺言執行者 |
※遺言を公正証書で作成する場合、印鑑登録証明書や戸籍謄本、住民票、不動産登記簿謄本、固定資産税評価証明書、など、公的機関が発行する書類については、すべて作成時に発行3ヶ月以内である必要があります。